各種測定や講演会、試食、太極拳演舞
健康づくり情報を発信
第9回SOS健康フェスタは18日、山陽小野田市厚狭地区複合施設で開かれた。血管年齢や骨密度をはじめとする各種測定・相談ブースの開設、医師会講演会、体にいい料理の試食、身体機能の維持・向上に効果的な太極拳の演舞披露など、健康に関する多彩な催しがあり、多くの人でにぎわった。
SOS健康づくり計画運営委員会(かたつむりで行こう会)主催。市共催。
SOSフェスタ
日本一健康なまちづくりを目指して市民と共に策定した「SOS健康づくり計画」に基づき、市民が心身ともに元気に過ごし、生涯を通じて健康づくりが実践できるように毎年開催している。
血糖測定や生活習慣病相談、薬に関する相談、日本健康運動指導士会県支部による立ち上がりテストなどのコーナーを多くの人が訪れていた。
陳作榮太極拳研究会は、神経系統や呼吸器、循環器、筋肉に効く24の動きを披露。同研究会高泊公民館教室の講師・保田清子さん(68)は「太極拳は、ゆっくりとした動きで足腰が鍛えられ転倒予防になるので高齢者にお勧め」と話した。
市食生活改善推進協議会は、野菜と干しのりたっぷりの「元気のりのり汁」300食を振る舞った。ねたろう食育博士のコーナーでは、ベジブロス(野菜くずで作るだし汁)のサツマイモポタージュを200人が試食。野菜ソムリエの佐藤顕吾さん(34)は「野菜の皮や芯は栄養価が高く、うま味成分も多いので、捨てずにべジブロスにして料理に活用して」と呼び掛けていた。
このほかにも、糖尿病についての講演会、ニュースポーツ・アジャタ(玉入れ)の体験とチーム戦、健康ウルトラクイズ、餅まき、ファミリーサポートセンターの秋のリュース会などがあり、盛況だった。
宇部日報 2018.11.19掲載引用
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